くろろ

アメリカン・ビューティーのくろろのネタバレレビュー・内容・結末

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

最初に観たのは、映画館だったハズ。
あのバラ風呂に惹かれて観に行った記憶がある。
でも、気がするなぁって位にしか何も覚えてなかった。

結果、それが良かった。

てっきりあの金髪小娘が家庭を引っ掻き回すお話と思っていたら、全然w
アンジェラええ子やしね、なんやったら娘のがいかんよ。
中盤まではどーも馴染めない気がするけども、ラストまで観て納得。

主人公の身体が目に見えて鍛え上げられると共に、精神の解放も進んでいく。
ただのエロおじさんかと思いきや、最後のアンジェラとの会話〜自身の邂逅とええ男やん。

いやー、リッキーの変質的な目線が怖かったんだけども、色んな皮肉の重なり合いだったのね。

映画館で観賞した当時は何を思ったんだろうか?自分に問いたい。

赤、バラ、美。残された人生の最初の日ではない、例外の自分が死ぬ日。
最後まで観てやっと楽しめた映画でした。
くろろ

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