想像していたよりもラストグッとくる終わり方で、グウィネスがとても可愛かったし、ロミオとジュリエットの切ない悲しい物語の最後は、舞台を観る観客の心を鷲掴んでいるのが伝わってきました。そして舞台に立つことを許されていない女性の時代がそこにあることが歴史を感じるし、そして結婚もまた同じで、好きでない相手と結婚という名のビジネスであるのも悲しい。
グウィネスも素敵でしたが、さりげなく素晴らしい俳優陣がたくさん出ていて、特に最近は個人的にジュディデンチが好きなので、彼女のエリザベス女王がまた貫禄があって素敵でした。彼女の舞台時代の作品とか観てみたい。そしてコリンファースは今回嫌なやつの役でしたが、あんな風な役柄を観たことなかったので新鮮でした。シェイクスピア役のジョセフファインズは知らない俳優さんでしたが、印象に残りました。
No.185