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ラストゲームのEDDIEのレビュー・感想・評価

ラストゲーム(1998年製作の映画)
3.8
実在のNBA選手がインタビューに登場したり、実在のNBA選手であるレイ・アレンがジーザスという架空の人物として登場したりと一種のファンタジーの様相を呈す。
しかし見所はやはりジーザスと父役デンゼル・ワシントンとの1on1だろう。
容赦なくて無残。

〈感想〉
数十年ぶりの再鑑賞。

原題は“He Got Game”

ちょっとおかしなデンゼル・ワシントンのシュートフォームに注目。それでも入るのが凄い。
あまりにも美しいジーザスことレイ・アレンのシュートフォームと対照的で面白いですね。
監督はスパイク・リーなので、作り方や編集の仕方はちょっぴり独特。

個人的には父親と息子の物語というだけで好みの映画になるので、この映画は気になる部分も多いんですが、スパイク・リー監督作品の中でも特別感があります。

NBA入りも期待されるスター選手候補。
彼は数ある大学からあの手この手で勧誘を受けます。
おっぱいもたくさん出てきます。
本当にこんな勧誘あるのだろうか?とは思うんですが、映画自体は1990年代の作品ということもあり、もしかしたらあったのかもしれませんね。

あとNBAやバスケ好きとして嬉しいポイントは実在のNBAや大学のスターコーチやスター選手がたくさんインタビューなどで登場する点ですね。
コーチはディーン・スミスやジョージ・カール、リック・ピティーノ、ビル・ウォルトン、選手でいえばシャキール・オニールやチャールス・バークレー、マイケル・ジョーダン、スコッティ・ピッペン、レジー・ミラーなどです。

NBAファンには是非とも観ていただきたい作品ですね。

〈キャスト〉
ジェイク・シャトルズワース(デンゼル・ワシントン)
ジーザス・シャトルズワース(レイ・アレン)
ダコタ・バーンズ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)
ララ・ボニラ(ロザリオ・ドーソン)
コールマン・"ブーガー"・サイクス(ヒル・ハーパー)
ワイアット刑務所長(ネッド・ビーティ)
スパイヴィー(ジム・ブラウン)
ビリー・サンデー(ジョン・タトゥーロ)
メアリー・シャトルズワース(ゼルダ・ハリス)
シップ(トラヴィス・ベスト)
マンス(ウォルター・マッカーティー)
ロニー(ジョン・ウォレス)
チック・ディーガン(リック・フォックス)
ドン・パグノッティー(アル・パラゴニア)
ディアンドレ・マッケイ(レナード・ロバーツ)

※2022年自宅鑑賞162本目
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