すけきよ

フィラメントのすけきよのレビュー・感想・評価

フィラメント(2001年製作の映画)
1.5
 それぞれに問題を抱え、崩壊寸前の家族の行く末を繊細に描いた物語。監督は辻仁成。主演は大沢たかお。共演に癒し系アイドル井川遥。また、名画の人物に自ら扮したセルフポートレートなどで知られる現代アート界の鬼才森村泰昌が女装趣味の父親役を演じ印象深い演技を見せる。
 昔ながらの写真館を経営する澤田家。一家の長男はすぐにキレることから、切れやすい電球=“フィラメント”とあだ名される。定職にも就かず、不良仲間といつもブラブラしている。写真館を営む父は女装趣味があり、女優に扮したセルフポートレートが生き甲斐。母は10年前にパチンコ屋で知り合った若い男と駆け落ちしたきり。長男にとって唯一の心の拠り所がヤクザと離婚して出戻ってきた夢遊病の妹・明日美だった。しかし、そんな明日美に対し、前夫が未だにしつこくつきまとってくるのだった……そして、崩壊した家族の再生を招く。
井川遥を見たくて。だが、不満足。大沢たかおだらけやん。しかも、不良役ははまってないし。父もキモい。おもしろくなかった。
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