EDDIE

ザ・コミットメンツのEDDIEのレビュー・感想・評価

ザ・コミットメンツ(1991年製作の映画)
3.4
変わり者だらけのソウルバンド大結成!明日も見えない失業大国アイルランドで“今日を楽しむ”面々。ドラマ性は乏しいが“聴く”音楽映画としては最上級。
メンバーの中でクセ強く自惚れ屋のデコ役アンドリュー・ストロングが別格に歌上手すぎて全部持っていく。笑

𝕏のハッシュタグ企画「#あなたの好きな音楽映画」を作ってみたら、これがトレンド入りしました。
みなさんありがとうございます。
おそらく2500を超える投稿をしてもらいましたが、その中でよく上がっていたこちらを鑑賞。

確かに音楽はめちゃくちゃ良い!
ってかバンドのレベルが高い。
さすが音楽の街ダブリンを舞台にしているだけあって、音楽に対するこだわりは随所に感じる映画でした。

とは言えドラマ的展開は薄くって、キャラへの感情移入がしづらいのが難点。
主人公ジミーがとにかく地味だし、全部デコ役のアンドリュー・ストロングが歌うま過ぎてもっていくんですよ。
歌上手けりゃ全部許されるって具合に、キャラとしては全然好きになれなかったんですが、デコはお気に入りキャラの一人です。この矛盾が生み出されるような不思議な作品でした。

〈キャスト〉
ジミー(ロバート・アーキンズ)
デコ(アンドリュー・ストロング)
スティーヴ(マイケル・エイハーン)
イメルダ(アンジェリナ・ボール)
ナタリー(マリア・ドイル・ケネディ)
ミッカー(デイヴ・フィネガン)
ビリー(ディック・マーシー)
バーニー(ブロナー・ギャラガー)
ディーン(フェリム・ゴームリー)
アウトスパン(グレン・ハンサード)
ジョーイ(ジョニー・マーフィ)
デレク(ケネス・マクラスキー)
ジミーの父(コルム・ミーニイ)

※2023年自宅鑑賞136本目
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