ツナ缶

ザ・コミットメンツのツナ缶のレビュー・感想・評価

ザ・コミットメンツ(1991年製作の映画)
4.0
アラン・パーカー監督の名作音楽青春群像劇。
俳優さんは、ほぼ全員役者経験のない素人なんだけど自然な演技がとてもよくて、そうしたことを知らないと無名なだけだと思うくらい馴染んでいる、好みの音楽映画。

あらすじは、アイルランドのダブリンでソウルバンドを結成しようと、自分は演奏しないけどリーダーとしてジミーがオーディションをしてバンドメンバーを集めて、結成から崩壊までを描く、バンドにはありがちな、ホロ苦くも生き生きとした群像劇。
この映画きっかけで俳優になった人もいるんだけど、ほとんど無名に近い感じ、ただ、この映画きっかけで映画内のソウルバンド「ザ・コミットメンツ」でバンド活動をしてツアーをしてた時期もあって、CDも出してた。
ボーカルのデコの声量がパワフルでとても良く、デコ役のアンドリュー・ストロングはローリング・ストーンズやエルトン・ジョンのツアーにも参加してた。主人公でありマネージャー役だけどジミーを演じたロバート・アーキンズはレコーディングのチャンスを得られるも鳴かず飛ばずだった…。

公開当時、友達たちが見に行って、ジミーが顔が似てるとかではなく、振る舞いや立ち位置が自分にそっくりだと言ってて気になってレンタルビデオ屋で借りて見て、みんなにはこう見えてるんだと思ったことを思い出した。
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