トシオ88

続・殺しのテクニック/人間標的のトシオ88のレビュー・感想・評価

3.3
マカロニ・ノワール「殺し」シリーズ第二弾!サムネイル写真にははまたバーンと殺し!と出ている😆
がしかし、「続」とはタイトルに銘打っているが前作とは全く違うストーリー。これは当時の日本の配給会社の策略との事😃主人公の顔も俳優も変わり長くなってるし😆

死刑寸前に謎の組織に救われた主人公。顔も名前も変えて死んだ兄の弟としてNYに舞い戻る。奥さんの間男が国際スパイの陰謀に関わっている疑いがあることから、その調査を弟になりすまし開始。しかし本人はさらに大きな陰謀に巻き込まれていく…。
冒頭の電気椅子の処刑のシーンがリアルで、そーかーこうして電気流すのかと勉強になる⚡️⚡️

ストーリーは皆さん書かれているように緩くて緩くて、筋があるようなないような😆
しかし舞台がNYからハンブルグそしてベルリンに移ってから急に面白くなり観てるこちらも目が覚めました👀狙撃シーンだけ妙に丁寧な描写。ゴルゴ13ばりに難しいターゲットにロックオン☠️やはり狙撃シーンは売りなんでしょうねー😚

特に西ベルリン、冬のドイツは🇩🇪クソ寒いけど🥶、威容を誇るベルリンの壁を高みから撮影したり、でっかいボーリング場🎳、走ってる車が縦目ベンツとビートルしかないなど60年代の時代性を強く感じさせる。
音楽も前作の傑作テーマ曲をチョイチョイ流用するなどチネチッタらしいチープ感が漂うが、ラストは何とか主人公か決めて幕が降りました〜😽🍕🎬
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