ナンデヤネン

サイレント・パートナーのナンデヤネンのネタバレレビュー・内容・結末

サイレント・パートナー(1978年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

ああ〜、この作品だったのか。やっと見つけた!

テレビ地上波でこれを見たのが小学生ぐらいだったと思うけど、子供心に男性が女装していたのが衝撃的だった。以来タイトルが分からないまま、もう一回見たいとウン十年ずっと探していて偶然にもやっと再会できた。しかも内容も良し。本作と再会できてこのアプリに感謝である。
銀行強盗に乗じて銀行のお金を横領したマイルズと、盗っていない分まで強奪したと報道されてハメられたと知る強盗犯レイクル。怒りに燃えるレイクルは横領したお金を頂戴しようとマイルズを脅す。かくしてお金をめぐって両者の駆け引きが展開されていくのだが….。
40年以上前の作品なのでとにかくクリストファー・プラマーが若い!晩年とは風貌がちょっと違う。目がギラギラしていてこんな残忍な悪役は見たことないかも。一方で、すっとぼけた顔して一見大丈夫?と思わせぶりな普通の銀行員マイルズ。でもこれがレイクル以上に頭が切れて、死体を手際よく遺棄するのを見れば、この人本当にカタギなの?って思ってしまう。女性にもモテるのよね。そしてやはりクライマックス。カウンター越しでの二人のやり取りはピリピリ緊張感。「ほほう」と思わせる伏線回収。エスカレーターで息絶えるレイクルの姿は、子供の時に見たのと同様頭から離れない。
それはそうとマイルズの同僚役にやたら体のデカイ俳優が目立っていてよく見たら、無名時代のジョン・キャンディだった。貴重な発見。

追記。TSUTAYAでこれを見つけたのはホラー映画コーナーだった。なんで??サスペンスだろw
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