レオ

ウィッカーマンのレオのレビュー・感想・評価

ウィッカーマン(1973年製作の映画)
3.7
警官のハウイーは行方不明の少女を捜索するため、ある孤島へとやってくる。そこではキリスト教は廃れ、独自の土着信仰に沿った奇習が蔓延っていた...というストーリーのサスペンススリラー。

近年のヒット作、ミッドサマーに大きく影響を与えたであろう独特な空気感が魅力。こちらの映画でも夜のシーンは少なく、ほとんどが日中の明るい場所で起こる出来事なのに、それがむしろ大きな不気味さを醸し出している。

加えて、今作では音楽も明るいもので纏められているが、その内容は性的な隠喩がほとんどであり、やはり気持ち悪い。

90分と結構コンパクトで、終盤、ラストシーンに向けて絵面もストーリーも盛り上がる点が良かった。

同じ言語を話しているのに、文化の違いで全く話が通じない怖さよ。

初日に酒場の娘と寝とけばなぁ。

■共通項目
脚本:☆☆☆☆
映像:☆☆☆☆☆
音楽:☆☆☆☆
役者:☆☆☆☆
キャラクター:☆☆☆
オリジナリティ:☆☆☆☆☆
個人的好き度:☆☆☆

■ジャンル項目(サスペンス、スリラー)
ビックリ度:☆☆
ドキドキ度:☆☆☆
気色悪い度:☆☆☆☆
(恐怖度:20)
レオ

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