こっふん

ウィッカーマンのこっふんのネタバレレビュー・内容・結末

ウィッカーマン(1973年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

2024年 82本目

・匿名の捜索願が結構怪しいとは思ってたけど、全部仕組まれてたのはびっくり。
・去年の収穫祭の写真だけがなかったり、教室に不自然な空席があったり島民がなにかを隠してる感じが不気味。正直生贄っていうのはすぐ気づくけど、ハウイーが核心に迫っていく展開が面白い。
・その島の歴史の説明があったりして、やけにリアルで怖かった。
・ミッドサマーとはかなり雰囲気は似てる。間違いなく本作から強い影響を受けていると思う。
・ハウイーこそ、探し求めた生贄に選ばれた成人だったっていう衝撃的なオチ。燃えるウィッカーマンの中で、最後まで神に叫び続けるハウイー。その側で島民は笑顔で歌い踊る。映画史上でも指折りのバッドエンドじゃないかと思う。
・ラスト、主演の鬼気迫る演技。
・ハウイーも熱心すぎるキリスト教徒で、結局作中には異常者しか出てこない狂いっぷり。
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