映画男

キー・ラーゴの映画男のレビュー・感想・評価

キー・ラーゴ(1948年製作の映画)
4.0
おもしろい。嵐がくる。インディアンの脱走犯が近くに居る。アル中女が騒いでいる。不気味な男たちが居座っている。徐々にカードを揃えて、密室劇に持ちこむこの展開にゾクゾクした。最後はボギーがヒーローになるとわかっているからこそ、ギャングたちによる屈辱的な軟禁にもジッと耐えて行く末を見守ることができる。これと同じシナリオで映画を撮れたとしてもボギーのような器の人間がいないからしんどいとおもう。ボギーありきっちゃありきな物語。
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