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ブレイドのhhのネタバレレビュー・内容・結末

ブレイド(1998年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

字幕版で見た。
あらすじなども見ずに視聴を開始したのでヴァンパイアものだと気付いてへぇ〜!となった。アクションよかった。たのし〜〜!!となった。
ファンタジーではあるというか世界観はちゃんとあるんだけど、割と現実世界の側面とか日常に潜むものとして描かれてるのが現実離れしすぎてなくて私にはめちゃ良かった。

全体的にまだ粗めのCGで時代を感じた。今の技術だったら更に凄いんだろうなと思った。CG粗いとあんま入り込めないのでスコア上がりきらず…という。それなりにグロかったけどその粗さのおかげでほどほどに思えたのは良かった。でもブレイドが拘束されて血を流し続けてるところは痛そうすぎて目を覆った。その直後、危機から無事脱したカレンが助けに来てくれたのは良かったけど吸血シーンが思いの外長くて、野暮だけどそんなに吸って大丈夫なんですか…??とめちゃくちゃ思った。カレンもちょっと人間から離れちゃったから大丈夫だったのかな…
カレンめちゃかわいかった。
結局どうやったら吸血鬼化するのかよく分かってない。カレンの元彼を見るに噛まれただけだと凶暴化はしても理性無さそうだし姿とか傷も元通りとはならなさそうだけどどうなんだろう。時間の経過で落ち着くのか??

劇中で日本語めちゃめちゃ聞こえてきてびっくりした。EDのうっすら和風な曲の中で「侍」って言ってたりしたので、このブレイドって剣のことだけじゃなくて日本で言う剣士というか侍のことでもあるのかもな…と思うなど。そう思うと更にこの映画好きかも。

ブレイドの服、絶対実戦向きじゃないだろうけどひらひらする格好よさを見せるためだけのロングコートでガチ格好よかった。動きに合いすぎるし見栄えがよすぎる最高。
そもそもブレイドがとにかく格好よすぎる。本当に主人公の格好いいところを見るための作品ていうくらい格好いい。ジャケだけの印象だともっと年齢高くて渋くて寡黙なキャラなのかなと思ってたら、おちゃらけてはいないけど割と笑うし喋るしで可愛げめっちゃあったし、俳優さんも当時35歳前後だと思うから年齢的にも渋さというより単純にカッコイイ😭てなるキャラクターだった。ブレイドは何歳設定なんだろうか。1967年→現在という表記で、この現在は1990年代だろうしやっぱ30代ではありそう。
強いし意志が強すぎて本当格好いい。
プロポーションも最高すぎるし顔が良すぎる…特に目が良い…瞳の色とか明るめに見えてたけど綺麗だったな〜〜髪型もありえんいかつさで良かった…
終盤の、銀の剣を手にしたときとかラストのモスクワでの登場シーンとか所々で決めポーズ入るのも丁度良すぎた。
始めから強くて安心感はあったけど、治癒能力が吸血鬼並みというのが分かってからはもっと安心して見ていられた。序盤でいくら防弾ベスト着てても流石にこんな大丈夫なわけ…と思ってたので、だから主人公には銃弾が効かなかったのかと納得した。
ブレイドが登場してない場面は割とどうでもいいと思ってしまうほどブレイドをずっと見ていたかった。
バイク乗ってる所もっと見たかったな〜〜!!

ウィスラー悲しすぎたし、母親が登場したときからもう胸糞悪くて仕方なかった。
ウィスラーとの別れのシーン、ブレイドの表情といいウィスラーの言葉といい本当に耐え難かった。話的に2人は20年くらいの付き合いだったんだろうなと思うと余計に悲しい。
母親がブレイドをエリックと呼んだことで本名が分かったけど、ブレイドが生まれてすぐ母親が死んだ(ことになってる)のであれば名前もなかったのでは…?なら本当に本名…?と少し思った。13歳までの育った所で呼ばれてたのかもだけど…ブレイドという名前は自分で名付けたのか、ウィスラーが名付けたのか、「デイウォーカー」みたいに異名なのかとかはよく分からない。少なくとも剣を使うようになってからかなとは思うので異名ぽいなとは思う。
母親自身は産んで亡くなるときに吸血鬼化したんだろうからその年齢で止まってるってことなのかな…

ラスト、モスクワで「邪魔したか…同志?」て言ってるところ、映画の序盤では「俺は奴らとは違う」って吸血鬼であることを否定してたのにラストでは自分も同じだと受け入れて同志って言ってるのだとしたらアツすぎるなと思った。その上で狩るわけだけども。

フロストが生贄を捧げて神っぽくなるところ、全員血を飲むとかじゃなくて額に血が触れれば良いのめちゃ笑った。もはや面白シーンだった。あのシーンが生まれた経緯が気になる。
終わり方も今後また新たな物語が見られそう!ていう感じで、次に繋げやすく、見る側も次作に入りやすい終わり方で良かった。シリーズ全部見る。
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