neohetare

高原の情熱のneohetareのレビュー・感想・評価

高原の情熱(1944年製作の映画)
4.5
終盤壮絶だったなあ。
仮面舞踏会のシーンにハムレットをサブテクストとして据えることでミスリード(ミシェル(オフィーリア)の死)と本線への暗示(パトリス(ハムレット)の死)を同時にもたらしており、作品に奥行きが生まれていた。
メロドラマでありながらも死の香りを漂わせ続けていたのが本作の凄み。
neohetare

neohetare