安宅

アイガー・サンクションの安宅のネタバレレビュー・内容・結末

アイガー・サンクション(1975年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

アイガー北壁。その難易度の高さに敬意を表してアイガーと名付けられた社内プロジェクトがありました。私はそのプロジェクトに途中参加しましたが、とても難航したことを覚えています。そんなプロジェクト名の由来となったアイガー北壁を舞台にした映画がある、ということは知っていました。
先日、刑事コロンボ「構想の死角」を視聴。犯人役のジャック・キャシディが良い味を出していました。そこで調べてみたところ本作にも登場していることを知りました。そこで今日、Apple TV で見た次第です。
主人公は絵画コレクターで芸大教授で、かつて山登りで名を鳴らし、裏世界では殺しのスペシャリストだった男。かつてのボスに名画と金とをちらつかされ、標的が命の恩人を手にかけたと知らされて、殺しの世界に舞い戻ります。犯人が参加するというアイガー北壁登攀のパーティーに加わるためトレーニングを受けますが、味方の組織は犯人の特定ができません。犯人がパーティーの中にいることしか分からないまま、主人公はアイガー北壁に挑みます。
映画のスピード感、アクションシーン、オシャレさはイマイチ。
トレーニングを受けるモニュメントバレー? の大地の美しさ、そして後半に現れるアイガー北壁の大自然の力強さは圧巻です。
安宅

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