抹茶マラカス

アイガー・サンクションの抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

アイガー・サンクション(1975年製作の映画)
3.5
イーストウッドの監督主演の初期作、と言っていいか。
元殺し屋が抜けた組織からの最後の仕事を請け負うのだが、殺す相手がアイガーの国際登山隊の足を悪くした誰かということしか分からんまま突き進むのでイーストウッドもアイガー北壁を踏破しようとする。
75年の作品ということで合成なぞ出来るわけもないのに雪山が舞台ということでだいぶ登るまで時間をかけるが、なんやかんや雪山っぽいとことか、トムクルーズなら登りそうな崖をイーストウッドが体を張ってるのは不思議な感覚である。イーストウッドにしては珍しい気もする引きの遠景だったりもあって興味深い作品であった。話は無茶苦茶だが、いや実に興味深い。