『♫5cmの向う岸』の元ネタって事で有名だけど この時のダスティン・ホフマンの 妙に控えめで謎めいていて 時折優しさを宿した瞳が ホントかっこいいんだよなぁ
いきなり 女風呂乗り込んで 慌てながら医者のフリするシーンが すんごい印象に残ってる
オリエント急行にも乗り込んでるヴァネッサ・レッドグレーヴが まさかのアガサに
これが なかなか役作りがよくできてるもの
実際の写真を見ても よく特徴を捉えてるし 決して幸福からくるものとは異なる そんな空虚な微笑みが なんとも言えない
まぁ こうゆう人って 当たり前の幸せを手にする事が ひどく難しそうでもあるんだけど 見るもの聞くもの全部に 殺人のトリックでの利用の可否をメモってるところが ちょっと怖い…
フィクションと言えど あんな仕掛けを自分にやってたら それこそ貫かれた“美学”だわな
