マツモトタクシー

あゝ声なき友のマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

あゝ声なき友(1972年製作の映画)
4.1
高田馬場から九段下で乗り換え神保町へ移動

さぼうるという喫茶店のナポリタンが有名らしいので来店☕駅降りると直ぐ見付かった😀


神保町BOOKホテルに宿泊
古本屋の町らしい色々な本が沢山読める新しくお洒落なホテル🏨
たまたまキャンセルが出たのか検索していると引っ掛かったので決めたがおっさんにはお洒落過ぎてちょっと恥ずかしい😅

ホテルを出て古本屋等を散策していたらディスク・ユニオンを発見、探している作品は見付からなかったが「こねこ」を発見🐈
この作品も配信に無い為880円だし購入💿
渥美清特集を神保町シアターで鑑賞🎬



3本目
16:30 99席 27番 自由席 E9 約4割
チケットを購入した順番に並び好きな席を取っていくシステム 吉本興業の舞台としても使われているようだった😮


渥美清 企画、主演
原作である有馬頼義の「遺書配達人」を読んだ渥美が映画化実現のために設立した「渥美清プロダクション」と松竹が提携製作
「青い山脈」「ひめゆりの塔」等の今井正 監督作品



西山民次(渥美清)は戦争で仲間と一緒に南方に送られていた
しかし病で倒れ療養を余儀なくされる
部隊長が見舞に現れ本土に送還される民次に12人の遺書を遺族に渡してくれと託される

2ヶ月後、民次の部隊は全滅、全員が戦死した
1人生き残り本土に帰った民次は託された遺書を遺族に渡す為に奮闘する
しかし戦乱の中で遺族の消息は中々掴めないでいた。。





以下ネタバレ


仲間に遺書を託され遺族に渡す為に奔走するが行く先々で見たものは生々しい戦争の傷痕だった
民次が遺書を渡す事で不幸になる者も。。

一切の戦闘場面等は出てこないがとても強い反戦が込められた作品
原作は実話では無いが私小説的な側面が大きいとか。。

後に名優になられる方々が多数出演
初々しい姿にはニヤリ😏

やりきれなくとてつもなく重い話ばかりだが渥美さんの反戦への思いがとても感じられた作品