今井正監督作品!
本作は渥美さんが長年企画を温めていたそうです。
西山民次(渥美さん)は戦地で重い病気にかかってしまい、快方に向かうが除隊を命じられる。
戦友12名の遺書を託されるが、やがて部隊は全滅したことを知り…
足掛け8年もの歳月をかけて残された家族、奥さん達に遺書を届ける事にだけを使命に日々を過ごしていくが…
人情俳優の渥美さんらしい主題ではありますが本作は現実のあまりの悲惨さ非人情さこそを描いて行き、主人公の民次は残された人の救いの無さに疲弊していきます…
ラストの独白シーン…
なぜ、そこまでして遺書を届ける事に執着していたのか?
辛すぎます(T_T)
救いがありません…
特に残された奥さん達の末路は悲痛すぎる…
辛い良か映画!