あめみや

小さな泥棒のあめみやのレビュー・感想・評価

小さな泥棒(1988年製作の映画)
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もう一つの「大人は判ってくれない」
人は結局、自分に相応の人生しか送れないのだと思わずにはいられない。
羊飼いから王様にはなれない。お手伝いさんとして働きながらタイピストのスクール通って叔父さんとお茶してたあたり、安定して幸せそうだったのにな。

トリュフォーへのリスペクトなのか(?)、パッケージビジュアルにも使われている脚のショットはフェティッシュ的で美しい。また、少女のようなあどけなさと大人の色気とが同居しているシャルロット・ゲンズブールのアヒル口。ラウールと撮った変顔のプリクラかわいすぎ。

私が好きな映画に出てくる少女たちはみなバスに乗って、ここではないどこかへと移動していく。ジャニーンもそのうちの1人だ。
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