ジェームズ・ガンの「ピースメイカー」を見終わったタイミングで再鑑賞。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのたった4年前なのに、低予算感がすごい。
でもケビン・ベーコンやリブ・タイラーを脇にそろえてキャストは豪華。
心の支えだった奥さんをドラッグディーラーのケビン・ベーコンに取られた主人公が、ヒーローのコスチュームを着て悪を叩きのめしていこうとする話。
序盤から中盤にかけては結構ゆったりとストーリーが展開するので、オフビートな笑いにクスっとする感じなんだけど、エレン・ペイジが出てきてから俄然面白くなってジェームズガン節が炸裂。
ラストは本当にそれでいいのか?って思ってしまう部分もあるけれど、ジェームス・ガンなりのヒーローに対するありったけの皮肉を込めた作品だと思う。
そんな彼がその後、ちょっとはみだし者のヒーロー達を主人公にした大作をたくさん世に送りだしていくことになるのは感慨深い…。