エイプリル

バイオハザード ダムネーションのエイプリルのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ゲームはほとんど履修済みです。

なので冒頭のレオンの声でナレーションが流れた時点でかなり興奮しました。ゲームじゃなくて映画でレオンが喋ってる…っていう謎の感動。ただやっぱりゲームじゃない分こっちは傍観してるしかないので定期的に「自分で動かして〜」って思ってしまいました。
あと、ゲームでレオン動かしてる時は感情移入してるから気にならないんですが、客観的に観てるとあまりにもキザで笑ってしまいました。

序盤はストーリーメイン、中盤以降はバトルメインなのですが、個人的に序盤の展開がまあまあ退屈でした。5と6を繋ぐかなり重要な話のはずなんですが、自分がバイオハザードに求めてるものってもしかしたらバトルなのかも…っていう新しい発見もありました。

グレランもちゃんと出てくるし、バトルはかなり面白かったです。タイラント2体同時に出てくるの無茶苦茶で笑いましたが、その部分だけは絶対ゲームではやりたくないと思いました。
リッカーと協力して戦える!っていうのも妙に感慨深かったんですが、本作リッカーばっかり出てくるので終盤はちょっと飽きたかも。

ラストがハッピーエンドだったのかなり良かったです。バイオハザードは割と最後は爽やかに締めてくれるっていう信頼感があるので、今回もそれに漏れず嬉しかったです。
ゲームよりグロシーンも全然少ないし、割と家族でも見れるのでは?とも思える作品でした。深いテーマとかはないですし基本的に「かっこいいレオンを見られる映画」っていう感じなのでゲーム履修者向けなのは玉に瑕ですが、ゲームやったことある人はかなり楽しめると思いました。
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