主人公ライムンダ(ペネロペ・クルス)は美貌の人、一見さっぱりした性格であるが、心の底に情熱的な感情をもっている。
そして言葉が、ぶっきらぼう(仏語は発音が繊細複雑で知的だけれど)で、篭ごと花を放り投…
『私が、生きる肌』以来のペドロ・アルモドバル作品。ジャケットの雰囲気的に文芸映画なのかと思ってたけど、やっぱり脚本の面白さに全振りした物語映画だった。男性はその性根の良しあしに関わらず徹底的に画面か…
>>続きを読むシリアスなストーリーでありながらも、あっと驚く仕掛けや何処となくコメディタッチな雰囲気。かなり好みの作品だった。
主人公ライムンダが暮らすスペインのラ・マンチャという村。ここでは自分が死後入る墓を…
スペインのラ・マンチャ、風の強い地でかつては風車の地で有名だった、その地が舞台。常に一陣の風が吹き、女たちの人生ドラマが流れていく。
ペネロペ・クルスが何とも美しく、息を飲む、とはこのことと、改めて…
めちゃめちゃ面白かった。コメディでありホラーでありサスペンスでありヒューマンドラマでもある。このジャンルを横断してくる感じや、物語がどこに転がっていくか分からない感じがツボ。おまけに、本作はどんでん…
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