このレビューはネタバレを含みます
見る前は、「死んだ母が突然現れ、家族と再会して未練が無くなり成仏する」的な話かと思っていたが全然違っていた
娘が父親にレイプされていると知った時、
母親は想像を絶するような衝撃だっただろう
気づくことが出来なかった不甲斐なさや夫への激しい怒りを覚えていたと思う
放火殺人を犯してしまったことは許されないことだが、母親を攻める気にはどうしてもなれない
娘がそのことを母親に気づいて貰えないことに対して怒りや憎しみを覚えることも当然だと思った
アグスティナはイレネが生きていることに気づいていて、自分の母がこの世にいないことも悟っていたのかな
ライムンダが娘のした事に対して責めないのは、
夫のしようとした事が過去の自分と重なるからだろうな
イレナのオナラの匂いがするシーンは普通に笑える🤣
母と娘の真実と和解が描かれており、
悲しい気持ちだけでなく、胸がじんわり暖かくなる作品
ストーリーの起伏が少なく少し退屈するが、
ペネロペ・クルスの美しさに見惚れ見ていられた