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ボルベール <帰郷>のyのネタバレレビュー・内容・結末

ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

酷い話や窮地に立たされる局面があってもシリアスな方向には展開せず、明るい印象だったのはカラフルな色使いやスペインの乾いた空気のせいでしょうか。呑気な姉と母親の存在も大きいのかな。

成人男性の死体はかなり重そうですが、自宅から少し離れたレストランまで運んで更に冷凍庫に入れるとか、友人の手を借りながらも重い冷凍庫を車まで運んだり深い穴を掘ったりとかなり逞しいペネロペでした。
死体処理に使うには派手な車をレンタルしていて身元がバレそうでヒヤヒヤしましたが、そんな話ではありませんでした。

印象に残ったのは、主人公や姉、母親、近所の女性にも感じた強さやおおらかさ。
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