トム・ハンクス主演作でなんかまあこんな感じの雰囲気の作品（って雑過ぎる適当な括りでまとめちゃったけど）なら良作は間違いないかと思ったのですが、どうにもハマらなかった本作。
なんかこんな感じとか言っちゃいましたが、トムってこういう感じの作品に出てるイメージがなんか強いんですよね。本作は人生に絶望し、仕事で訪れた先がサウジアラビアだったって話。生活スタイルがまるで違うその国で、生きる希望を見つけていくという作品。
面白いのはやはりサウジアラビアという異国の地が舞台ということ。まあ宗教的にも明らかに違いがありますし、そこでの生活の違いが苦しくもあり、笑いどころでもあるわけですが、コメディ要素にしてはあっさり過ぎですかね。
結局本作のオチのつけどころとしてはそういう系になっていくわけですが、だとしたら何のためにこの国に来たのかとかタイトルは一体何だったのって思えてきちゃうわけで、蛇足が多いというかどっちつかずというか、まあイマイチピンと来ないのはそういうところが原因ですかね。
だから結局ヒューマンドラマにもコメディにも振り切れず、刺さらないし一番笑えたのも海でのあのくだりですかね笑
