2017年14本目の劇場鑑賞。
ひょんなことからサウジアラビアの国王に3Dホログラムを売り込むハメになったアメリカ人中年男性が、
異文化の洗礼に右往左往しながらも新たな出会いを通して自らの人生を見つめ直していく悲喜劇の顛末を優しく見つめていく。
原作は未読。
サウジアラビアで登場するのは悪気のない人たちばかりでした。
タクシー運転手でおしゃべり好きなユスフは、
どこまで本気でどこからが冗談なのかわからない気のいい人でした。
タクシーに乗るたびに音楽のジャンルが異なるのは面白い。
背中にできた大きなコブを処置してくれる女性医師キハム。
サウジアラビアで女性医師にめぐりあう可能性が低いらしい。
受付の女は適当過ぎてなかなか担当者に会えなかった。
後半の展開が3Dホログラムを売り込むのはそっちのけで、
女性医師キハムとアランとの関係が一気に進展し、
恋愛関係の描写には驚きました。
サウジアラビアの海がとても奇麗でした。
