勝新太郎主演作、モノクロ作品
もちろん勝新が森の石松を演じます
【あらすじ】
お馴染みの森の石松の物語って感じ
前半
チンピラの石松(勝新)が次郎長(黒川弥太郎)と出会い、必死の頼み込みで一家に入るものの何かと問題ばかり起こしてしまう(この時隻眼になる)、そして代参の旅に出るまで
中盤
旅の道中、「食いねぇ食いねぇ、江戸の生まれだってね」
因縁のある都鳥の親分の策略に嵌ってしまう
後半
おえん(小野道子)と再会、暮れ六つに閻魔堂で落ち合う約束をするも、、、
最後は事の顛末を知った次郎長が一家総出で仇討ち、堂々と引き上げる図で終わり
【感想】
見始めたら普通に見れたけど、そこに至るまでがハードル高い
有名な題材だし、有名な勝新が主演の映画ではあるんだけど
まずモノクロ作品な点、そして他の出演者が弱い点、勝新もまだブレイク前の頃の作品な点、なんかもあって期待は出来ないかなぁって
時代劇、勝新太郎ともに好きな自分でさえそう思うんだから、そうでない人はなかなか見ることがない映画だと思う
ストーリーも定番の流れすぎる点なんかもイマイチ物足らないか、どっかで見たなーこうなるんだろうなーって感じで、いい意味の裏切りがない
そのせいか何かなぞってるだけみたいな印象になっちゃって、いまいち引きこまれない
勝新がんばってるんだけどねー
いろんな表情みせてくれるし、動きも軽快だし(痩せてるし)、終盤の大立ち回りの迫力も凄いんだけど、、、死ぬまでがくどかったなー