課長(以下課):ニコラス・ケイジは最近はもはや「B級映画専属俳優」として逆にステータスを確立しつつあるが、1990年代は大作の他にも知名度はないが玄人ウケする「B級のちょっと上」的な作品にも数多く出演してた印象だな
ヒロシ(以下ヒ):『フェイス・オフ』とか、『スネーク・アイズ』とか『60セカンズ』とか、枚挙に暇がないですが。本作は残念ながら「なりそうだったけど壮大にコケた」作品です(笑)
課:途中まではめっちゃ面白いんだけどなー。ラスト30分の超展開とグダグダ感は、なかなかに酷い出来栄えだ
ヒ:富も名声も得たある弁護士が死去した後、金庫から見つかった8mmフィルム、それはショッキングな殺人現場を撮影した「スナッフ・ビデオ」だった。果たしてそこに映ったのは本当の「殺人」なのか?残された夫人は探偵にその映像の真偽を確かめるよう依頼する、、
課:な!めっちゃ面白そうだろ?
ヒ:監督は『評決のとき』のジョエル・シューマカーさんで、脚本が『セブン』のA.C.ウォーカーさんなのに何故!?って感じですね(笑)
課:まあ、巷間の噂では、『セブン』のときは「内容が暗すぎる」とスタジオに言われたのを監督のデヴィッド・フィンチャーと主演のブラピが必死で庇ってそのまま撮影したが、今回も「暗すぎる」と言われた時に、ウォーカーはシューマカー監督なら庇ってくれるだろうと思ってたが、ところがどっこいスタジオ側に立ってガッツリ改変しちゃったのが原因らしいぞ
ヒ:マジですかー(笑笑)まあそんな感じで作品は酷いですが、キャストは若き日のスターの皆さんが出てて、なかなか見どころがありますね!
課:おう!ホアキン・フェニックスはマックス・カリフォルニアというフザけた名前でエロ本屋の店員を熱演してるが、鉄腕アトムみたいな髪型で微妙に「気持ち悪い」ぞ!
ヒ:ディスってますねー(笑)あと、課長の大好きなピーター・ストーメアさんも出てます!
課:おう!変態ビデオの監督役のストーメアは若くて痩せててエロス全開で、これまた絶妙に「気持ち悪い」ぞ!
ヒ:、、えーと、それは誉めてますよねー(笑笑)
ストーリー 2
キャラクター3
世界観 3
演出・映像 4
音楽 3
奥さんにちゃんと説明してあげて!度99