たむ

マルクス兄弟珍サーカスのたむのレビュー・感想・評価

マルクス兄弟珍サーカス(1939年製作の映画)
3.3
マルクス兄弟第9作で、サーカス団のロマンスあり、歌あり、笑いありの盛りだくさん娯楽映画です。
ただ本作の場合、どうしてもチャップリンの『サーカス』がある事もあり、比較は避けられません。
チャップリンはドラマ性が強く、本作はドラマよりもドタバタ。
クライマックスに向けての構成が大きく違います。
本作のクライマックスはアクシデントであり、とてつもないドタバタが展開します。
それまでのロマンスやお金の問題など消し飛ぶほど。
楽しめるのですが、笑えるのですが、ドラマ性よりもドタバタ優先で、好みの問題かもしれませんが、大味な印象ですね。
たむ

たむ