記録用
ブライアン・デ・パルマ監督作品。
原題のBLOW OUTからわかるようにミケランジェロ・アントニオーニ監督作品のBLOW UPから影響を受けている作品。
犯行現場を目撃してしまいたまたま録音…
2回目の鑑賞。
内容はいつものデ・パルマ、つまり窃視趣味なのだが、その視覚要素を聴覚に置き換えるという試みが非常に挑戦的で、更にそれが映画的な面白さに直結しているのが素晴らしい。フィルムと音声を重ね…
このレビューはネタバレを含みます
オープニングからすごく好きで、あの最初の悲鳴が最後につながっていて良かった!!
録音技師のトラボルタが偶然事故現場に居合わせていて、事故の瞬間を録音していた。
警察は事故として片付けようとしたが、ト…
冒頭の劇中劇から中盤のぐるぐる回るシーンなどカメラワークの面白さをここぞと楽しめる映画。冒頭のシーンがただのストーリーのきっかけにすぎることなく、ちゃんとしっかり回収される様は素晴らしいし、ビターな…
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主人公の設定が「録音技師」というのが面白かったです。
「音映画」という謎のジャンル分けが出来る作品です!
冒頭から作中何度かなぞられる「劇中劇の迫力の無い悲鳴」これは重いストーリーの箸休め的なギ…
冒頭の女のひどい悲鳴で失笑したらトラヴォルタもこちら側と同じ反応をしてくる入れ子構造が巧み。
主人公の仕事が映画の音響効果っていうのが新鮮。
衝撃的なラストだけどちゃんともう一つのストーリーラインと…
話の引力が凄まじく、最後まで画面から目を離せない。
クライマックスは緊張の持続から破裂、脱力までをセリフ一切なしに描いており、そこにピノ・ドナッジョのテーマ曲だけが響く。
そして衝撃的な結末。
…
B級映画の音響効果マンをしているジャックは効果音の収録中に次期大統領候補の乗った自動車が川に落ちる現場を目撃してしまう。その車から女性を助け出したジャックだったが、病院でこのことを口外しないで欲しい…
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