このレビューはネタバレを含みます
【テーマは疑心暗鬼?】
監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー(1943年・仏・88分・モノクロ)
原題:LE CORBEAU(カラス)
観終わった後、何となくスッキリしないというか後味の悪さが残…
同じくクルゾーが監督した「犯罪河岸」を思い出した。あれは偶然と必然、真実と嘘、正義と悪、愛と憎しみ、コメディとサスペンスがエンジン全開でギャンギャン回転しながら、物語が目まぐるしく展開していき、観客…
>>続きを読む2024 1/3 フランス パリの映画館で観た。クルーゾーの作品はまだいくつか観てないのがあったので観た。カラスは誰なのか謎が残ったままだった。村の人達が疑心暗鬼に陥るのは怖い。最後のシーンのショッ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
フランスの、この時代あたりの映画に、登場人物の心備や景色の美しさに高点を当てたものが殆どだと思っていたので、この作品はミスリードが何度もあったりと、組み立てがしっかりとしたサスペンスになっていたのに…
>>続きを読む昔の映画の中でもかなり展開が早くて置いてかれる事もあった
しかし犯人とか結果はこの映画にとってはどうでも良くて人間関係なんてほんの少しの綻びで崩れて誰も信じられなくなるという事でしょう
もろにナチス…
椅子や子供達や人のアップの画がたまらなく綺麗で見惚れてしまうな 今まで観た作品だと室内が多いイメージだったけど、屋外のシーンも素晴らしいなと胸打たれまくった。店追い出しギリギリで愚痴るおばさんめちゃ…
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