このレビューはネタバレを含みます
冒頭の中華料理がとにかく美味そう。まだまだ食べてない、知らない料理が沢山あるし、油一辺倒の中華だけが中華ではないんだな。細かな包丁さばきと豪快な調理、繊細な心尽くし、こんな美味しそうに撮っている映画ってなかなか無さそう。
中華料理はやはり大勢で囲んでこそ。だからといってレストランで出される中華は、うーんなんというか、ご馳走様めいていて美味しいんだけど、、中華の本髄は家で囲むことにあるんじゃないのかな。
が、ストーリーは娘たちは独立し、結局一番反りの合わない娘が父の料理を継いでいくという家族愛。
終盤、物語が収束するにつれていきなり雑になって、妊娠、結婚、アムス行き辞退、とすげー展開を見せたと思ったら、
WTF?! 親父が娘の同級生と、結婚!?
いきなりにも程がある。もはや雑ではなく、監督が狙ったことなんだろうけど、腰を抜かすほど驚いた。
前2作よりもどんどんシリアスさがなくなっていき、目標もズレている気がするけど、どんでん返しと料理にはたしかに心掴まれた。
WTF、、、娘の同級生の腹を、、、