このレビューはネタバレを含みます
どう撮ったか、
おぉーという長回しワンカットがいくつか
続き、期待値も上がる。
敗戦後の庶民の生活の過酷さや
拝米メンタリティがうかがえる辺りも
興味深い。
ただ、どうしても長門裕之はじめ、
あまりにいい加減な「チンピラ」たちの
行動を受け入れ難く、
底辺で必死に生きる人々にさんざん迷惑を
かけながら、目先の快楽と根拠ないビック
マウスを繰り返す姿は、ドラマとはいえイ
ライラ。
個人的に不向きなタイプの映画だったの
かな。
時代を乗り越えられず、古びちゃった
かなという印象も持った。
今回見たDVDは、セリフもあまり
聞き取れず。
ところで、「孤狼の血」の豚小屋シーン
って、この映画からきてたの⁈