始めてみたときに、こんなに凄まじい事を起こして、トイレで死んでいく主人公に何とも言えない、共感の気持ちが生まれてしまって大好きな作品。
お話は実は凄くシンプルなメロドラマでキュンキュンする人もいる…
遠い地で見て、さまざまな感情が湧いた。
いや、この10ヶ月くらいでマジで10
本くらいしか映画見てないからさ、一本一本が本当に濃密に感じられるのよ。
これは日本の過去で未来だ。っていうかさ、貧しくて…
中島貞夫は今村昌平を大層尊敬していたらしいが、これを観れば十二分にその理由が分かる。
豚と自己を解放した挙げ句、便器で野垂れ死ぬ長門裕之。
言うなれば『灰とダイヤモンド』の露悪デコレーションだが、白…
最後の機関銃のシーンのカタルシスがすごい。壊れていく歓楽街、放たれていく豚。アメリカの下僕になるしかない自分たちを豚とすることを否定せんとする行動がかっこいい。ここで終わっても良かったのではとも思う…
>>続きを読む人間を豚に例えるのは失礼だと思う、豚に。タイトルが好き。海と毒薬、豚と軍艦、男は度胸、女も度胸。汚いなりにも必死に生きている人間が描かれている作品が好き。
監督の今村昌平、主人公が最期を迎えるトイ…