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続続十代の性典のchiyoのレビュー・感想・評価

続続十代の性典(1953年製作の映画)
3.0
2021/1/16
性典シリーズの3作目で、前作との繋がりはなし。今回は共学高校でクラスも男女一緒、夏休みにグループで行くキャンプでの話がメイン。そして、またもレイプされてしまう節子演じる南田洋子。このシリーズ作品での彼女は物憂い表情が多くて、演技とはいえ少し可哀相になってくる。しかも今回は、勘違いではあるものの、恩がある顔見知りが相手。とにかく船越英二演じる佐山がクズすぎて、根上淳演じる新井との友情は一体どこへ?と思うばかり。苦悩する新井を間近で見ておきながら、あの仕打ちはあまりに酷すぎ。また、過ちと責任を語る佐山に、圭子演じる若尾文子が一喝するシーンに胸がスッとした。あと、生徒と向き合い、大切なことはきちんと言葉にする、小林桂樹演じる教師も印象に残る。ちなみに、水着姿の若尾ちゃん、キャンプファイヤーをする若尾ちゃんが見られる。
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