今やすっかりネタキャラと化してしまった貞子さんの記念すべきハリウッド上陸作。
監督は「パイレーツオブカリビアン」シリーズのゴアヴァービンスキー。
Amazonプライムビデオにて久々に鑑賞。とりあえずナオミワッツが若くて綺麗。馬が船のスクリューに巻き込まれちゃうシーンはゾッとした。
DVD、Blu-rayが主流となった現在、VHSのビデオテープをダビングしたりコマ送りや拡大して謎解きするあたりノスタルジーを感じた。
呪いのビデオはオリジナルを周到しているし、所々日本風味を漂わせていたりと、Jホラーのハリウッドリメイクとしてはなかなか手堅く作られていると思いました。
ただやっぱりアメリカ向けの作品なので、オリジナルにあったようなジメッとした不気味さはありません。いかにもハリウッドホラーという感じ。
アメリカ全土にある灯台から目的の灯台を発見するシーンなど偶然が過ぎると思いましたが…もっと上手い見せ方があったんじゃないだろうか。
映画中盤に「梯子は縁起が悪い」というセリフがありますが、
確か何かの小説で「梯子を建物に立て掛けておくと不浄な物が梯子を伝って登ってきてしまう」との話を読んだ事があって、国が違っても共通している文化があるのかなーとそこは興味深かったです。
