わだげんた

限りなく透明に近いブルーのわだげんたのレビュー・感想・評価

限りなく透明に近いブルー(1979年製作の映画)
2.9
ようやく観られた映画シリーズその1!

って勝手にシリーズ化しました(笑)

子供の頃にテレビスポットで土砂降りの雨の中で男女が激しくキスしてるシーンを観てしまい。。。

普通にそんなテレビスポットを流してる昭和どうかしてるとも思いますが、少年だった僕には強烈なインパクトだったのです。

そして「限りなく透明に近いブルー」っていうよくわからないけどなんだかかっこいいタイトル。

後に村上龍氏の小説にハマり読みまくることになるのですが、この時には当然村上龍氏のことも知らず。。。

今は少年だからこういうエロっちい映画は観られないけど、大きくなったら観てやるぞーと心に誓い(笑)。。。

月日は流れ。。。

村上龍氏の小説を読むようになり、映像作品もほとんど観たんじゃないかな。でもなぜかこの映画とは縁がなかった。 

やがてビデオの時代は終わり、DVDの時代へ。けれど、この映画はDVD化されず、埋もれていきました。。。

僕の知る限りCSBSでも放送されず、名画座で等で上映されてるのも観たことなく。もちろん配信もない。

もしかしたらYou Tubeにアップされたことはあったかもだけど、それにも気づかず。

困ったときの渋谷ツタヤ!
いまだにVHSがレンタルできるこの店で発見! レンタルして観てみました。

確か原作は佐世保だった気がするけど、この映画では福生になってました。昭和の多摩地域がとても良い。

ドラックと酒とセックスに溺れる若者たちの群像劇。でもエロさは不思議とない。

記憶してた雨中のラブシーンもちゃんとあった。ほぼ記憶どおりだった。

面白いかと言われれば、うむー、と答えるしかない出来だけど、あの時代を体感する、って意味では貴重な映画だと思う。

ホントはダメなんだけど、ダビングしてDVDに焼こうかと思ったらコピーガード掛かってました。

懐かしい!ビデオのコピーガード!とかこちらも懐かしくなりました。。。

渋谷ツタヤでレンタルしたDVDされてないタイムスリップVHS。他にもまだ観たいのあるなぁ。。。
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