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乾いた花のにへーのレビュー・感想・評価

乾いた花(1964年製作の映画)
4.0
刑務所帰りのヤクザの村木は、博打場で大金を賭ける若い冴子と会う。刹那的な冴子に魅かれる村木だったが……

激渋!

クール!

大傑作!

オープニングの賭博のシーンから、画面から熱さと狂騒感がジワリと伝わってくる。
特にドラマを盛り上げる展開がある訳でも無く、登場人物は騒ぎ立てる事もほとんど無いが、ストイックで凄みのある魅力がある。

池部良は凄く綺麗な顔をしてる訳では無いけど色気があるし、この時期の加賀まりこは相変わらず最高。

白黒画面もカッコいい!

最近、昔の篠田監督作品を幾つか見てるけど、凄い作品を何作も作ってると思う。

M・スコセッシが30回見たというのも頷ける。
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