欲に目が眩んだ科学者がＤＮＡ技術で狂暴な古代生物を蘇らせてしまい、主人公たちが生物を倒そうとするＢ級モンスター映画。
無関係なのにも関わらず同時期に公開された『D.N.A./ドクターモローの島』に便乗して『D.N.AⅡ』という邦題をつけられたが実際は『プレデター』の便乗映画という印象。
プレデターの主観そのままの映像、周囲に溶け込む迷彩機能、終盤では主人公との生身での一騎打ちとなる展開までの流れはほぼ同じ。
更に主人公が仕掛けた原始的な罠に対し、『プレデター』では引っ掛かっていたのにこちらでは罠を避けてしまうなど製作側もパクリを承知の上でやっている節を感じてしまう。
映画自体はストーリーはどんどん進めていき、ミニチュア特撮の爆破シーンなどもちゃんとやっており意外と見どころはある印象。
