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クレールの膝のmanaのレビュー・感想・評価

クレールの膝(1970年製作の映画)
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六つの教訓話

欲望をこんなにも滑稽に描けるエリックロメールはやっぱり天才。気持ち悪ければ気持ち悪いほどおもしろい。長回しで膝を撫で回している時鳥肌がたった笑偶然を装ってちゃっかり触ったり、実験とか善行(慰め)と言って正当化して触ってそれを満足気に話しているあたり気持ち悪すぎて笑ってしまった。髭も相まってブリアリがうまく演出されていたし、ベアトリスロマンもよかった。ロケーションも最高。『コレクションする女』より好みだった。
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