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007/死ぬのは奴らだのchakoのレビュー・感想・評価

007/死ぬのは奴らだ(1973年製作の映画)
3.5
3代目ロジャー・ムーアボンド初お披露目のシリーズ8作目「007 死ぬのは奴らだ」

前作の急激に老けたように見えたコネリーボンドからガラっと変わり、一気にボンドが若返ったように見えたんですが、実年齢ではなんとコネリーより3歳年上のムーアさん。びっくりです。

そんなロジャー・ムーア
足が長くて、ブラウンの髪色が綺麗な紳士なおじ様ですね。
胸毛もないし、顔も薄めでスケベ顔でもないけれど、それがコネリーとはまた違った親しみやすさがあってすんなりと溶け込めました。

身のこなしもさらっとしていて、
お空の上から優雅に葉巻を吸いながら偵察したり、
ワニに囲まれてもピョンピョンピョーンと長い足で飛び越えて危機を脱したり、
怪しげな儀式を行うカルト集団相手にも、
サメの餌食にされそうになっても、
さらっとした身のこなしのロジャーボンド。

アクションも美女とのお楽しみもあっさりめ。コネリーのベッドシーンは妙に生々しいというか・・・
もじゃもじゃな胸毛ももちろんコネリーの魅力の一つなんですが、ちょっと暑苦しそうなので私は3歩離れたくらいの所で見ていたいといった感じだったけど、ロジャー・ムーアは胸毛もなくて程よくセクシーなのが魅力的でいつまででも観ていられそう。

Qの秘密兵器、強力磁石付きの時計を使って美女の背中のジッパーをスーッと下ろしてもスケベさ感じないし。むしろ私も下ろされたいくらい(笑)

ということで、しばしのロジャーボンドが楽しみです!
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