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Dolls ドールズの42のレビュー・感想・評価

Dolls ドールズ(2002年製作の映画)
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こんなのどうしようもなくて子どもみたいな泣き方してしまう。どこに行くでもなく季節とともに流れていくように歩く。愛は必ずしも綺麗なものではなくて、歪んでいたり、奇妙で、見ている方は違和感を感じるものだったりする。だけど人間らしさ、どうしようもなさがあって、『Dolls』といってもやっぱり北野武はいつも"人間"というものを見せてくれる。その純粋さを羨む時もあるし。この映画の中で散りばめられていたものを拾っていきたい。時間がかかっても。季節の中でこの映画について時々思い出すと思う。
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