ねこ無双

悪魔のワルツのねこ無双のレビュー・感想・評価

悪魔のワルツ(1971年製作の映画)
4.0
ピアニストの道を挫折した男(アラン・アルダ)が突然大ピアニストに見出され、その取り巻き達と親交を深める。みなハイソなお金持ち。男の妻(ジャクリーン・ビセット)は余り気が乗らない様子。大ピアニストの娘が夫へ向ける熱い視線も気に入らない。
夫が彼らに取り込まれ、次第に自分から心が離れてゆくのを感じる妻。
そして、あの人たちは何かおかしい!

ハイソな人たちの仮面パーティ場面で、他の方のレビューにもよく登場する噂の人面犬が見れました。人も動物仮面付けてるパーティーで、乱行パーティっぽい匂いがぷんぷんします。

後半進行が遅いけど、ラストの展開でビセットが代償に求めるものに衝撃を受けました。凄いわ〜…。
ピアニスト親子よりもビセットの方がぶっ飛んでるんじゃないの?とも思うし、その選択もありかもしれないと思ったり…。

逆五芒星とヌードの組み合わせはぞくぞくします!(そこのシーンのヌードははっきり見えないけど)
そしてビセットの美しさたるや!みとれてしまう。
怖さはマイルドだけど、70年代オカルトホラーの雰囲気をたっぷり味わえると思います。