ティルダによるスウィントンのための…
今作の原作は、ヴァージニア・ウルフによる同題(※1)の小説。およそ1世紀ほど前に書かれたこの本は、ティルダ・スウィントンという稀代の演者に出会う時をずっと待っ…
不老不死の身体を手に入れたオルランドの数奇な人生。男性として女性として その性差に翻弄されながら時代に流されていく両性有具な美を携えたティルダさまの無二の存在感が彼女以外では考えられないほどにハマ…
本日の巣ごもり鑑賞。
30年も前の映画とは思えない先進性と映像美。 衣装も素晴らしい。
一人生き続けることは、本来は相当な悲劇だと思うのだけれど、暗く描かれることなく、むしろ、次のターンの行方が気に…
16世紀末に生まれた貴公子オルランド。
永遠の命を与えられ更には男性から女性へと性別が変わるオルランドの時を超えた物語。
ティルダ・スウィントンがこれ以上ないハマり役。
数々の出来事に心を痛め数日…
400年も生きれば普通の人間を見下して厭世的になりそうなものだけど、
オルランドにはそれがなく、どの時代でも、どの性別でも、一瞬一瞬を真摯に生きていた。
だからこそ、最後に本当の幸せに辿り着けたんだ…
イギリスの女性小説家ヴァージニア・ウルフの代表作で、後の女性文学、特にジェンダー研究やトランスジェンダー研究の分野に多大な影響を与えたと言われる『オーランドー(Orlando: A Biograph…
>>続きを読むまだ“凄み“が出る前のティルダ・スウィントン。でも、もう十分にミステリアス。
性も時代も飛び越える、本当に稀有な女優さんです。
本作ではハッキリと〈男性→女性〉の変化を描くけど、実際にはもうティルダ…