怖いよ。
一人じゃ何も通用しない怖さ。村としての考えとか仕来りをよそ者(帰省だけど)に強要したり洗脳したりするわけでも無いのにその一人をなんだか飲み込んでいく感じ。別に村が企てて誘った訳でもなく、…
アンリ・ドカエ撮影監督作品…。
閉鎖的な小さな町でのよそ者(都会人) vs 田舎者の構図…都会の青年が故郷の田舎に戻り、落ちぶれてしまった親友を救おうとするお話…。
病気療養の為にパリから故…
30年ほど前、ロラン・バルトが「美しきセルジュ」について言及していたエッセイを読んだ記憶があるが何を書いていたか覚えてない。ようやく本作を見たわけだが舞台となったクルーズ県サルダン(監督の母の故郷ら…
>>続きを読むバルトが若きシャブロルの才能を評価しつつも、物語の真理の描きこみ方を徹底的に批判した批評は学生時代に読んだあらゆる批評の中でもとりわけ刺激を与えてくれたものだったし、久しぶりに再読してその批評に込め…
>>続きを読むこれがヌーヴェル・ヴァーグの初期作品とは思えないほどテンポがいい映画。
nvの、良く言えば映画らしくない、詩的レアリズムに対する反抗的な映画と比べれば、これはより映画らしい映画であった。
ストーリ…