美しきセルジュに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 3ページ目

「美しきセルジュ」に投稿された感想・評価

ENDO

ENDOの感想・評価

4.0
明らかに愛憎を含めフランシスはセルジュと同じ道を通る。呪われた家系とその宿痾への恐怖がセルジュを先験的な不穏に陥れる。滲み溶けていく黒へのdissolve。それだけで救われた。

クロード・シャブロル監督作品。
肺病療養のため故郷の村に帰ってきたフランソワ。友人セルジュはかつて明るい男だったが、今は酒浸りで落ちぶれて、くさっている。落ちぶれたセルジュをフランソワが何とか救おう…

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TokyoR

TokyoRの感想・評価

3.9
『そうだとしたって
 何が悪いんですか』

『あなたにできますか』

くぅー

これまでシャブロルを数本観たのだけれどどうにもつかみ所がなく、初期の代表作といわれる『いとこ同士』にいたってはまったくというほどはまれなかった。だけどこのデビュー作は観なければと思っていた。ヌーヴェ…

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「ヌーヴェル・ヴァーグの発火点」ーと評価される映像作家クロード・シャブロルの長編処女作。
ヌーヴェル・ヴァーグの初期作品といえばトリュフォーの『大人は判ってくれない(1959)』やゴダールの『勝手に…

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‪田舎の閉塞感を題材にした映画、陰鬱なのになぜ惹かれるかって、逃げ場がないほど他人に囲まれてるのが羨ましいからか‬
sonozy

sonozyの感想・評価

4.0

1957年、クロード・シャブロル監督のデビュー作。

肺病の療養のため12年ぶりにパリから里帰りしたフランソワ(ジャン=クロード・ブリアリ)は、幼なじみの親友セルジュ(ジェラール・ブラン)と再会する…

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たむ

たむの感想・評価

3.7

鮮烈なラストは圧巻ながら、トリュフォー監督やゴダール監督が本当の映画表現革命をデビュー作で起こした事を考えると、若干インパクト不足な印象です。
とはいえ、ヴィスコンティ監督『若者のすべて』に先行した…

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SN

SNの感想・評価

3.8
ジェラール・ブランの高笑いがいい。どことなく柄本明を思い起こさせる自然な狂気。
停滞

停滞の感想・評価

3.8
手付かずだったシャブロルのデビュー作。
なんかあんま集中して見れなかった。可もなく不可もなし。

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