ごんチキン

召使のごんチキンのレビュー・感想・評価

召使(1963年製作の映画)
3.7
貴族が雇った一人の完璧な男。
彼は従順な"召使い"か?それとも…?

【ストーリー】
結婚のために南米から帰ってきた貴族 トニーは"召使い"としてバレットという男を雇う。バレットの仕事ぶりを見て、トニーはすべてを任せるようになる。

【感想】
イギリスの作家 ロビン・モームの短編小説を脚色したサスペンススリラー😱
『パラサイト 半地下の家族』にめちゃ似てるけど、そっちは『下女』という映画に影響を受けてます☝️ (ちなみに『下女』は韓国版『召使』と呼ばれてます😅)

めちゃくちゃ仕事ができる召使いさん、だけどなんだかおかしいぞ…?🤨
ジワジワ本性を見せてくる召使いが怖すぎる💦
後半の"隠れんぼ"のシーンは鳥肌モノです😰😰

すべてを召使に任せる主人公と、それを逆手にとって利用する召使い😥
掃除も料理も買い物もぜ〜んぶやってもらって、"召使いの男のヤバさ"に気づいたときにはもう遅い。
知らないうちに召使いに依存してしまう💦

後半になるにつれて二人の関係性がどんどんおかしくなっていく…🤔
家で勝手なことをする召使いと友達みたいにボール遊びする主人公。
「出ていけ!」と口では言っても離れようとしない🙁
これこそがリアルな"依存"なんだろうなぁ…。
恐ろしい💦

地味な描写が続きますが、精神的な恐怖を体感できる😰
みなさんも人を信用するときは気をつけて!
ごんチキン

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