はじめは退屈だなあと思っていたけど、進むにつれてどんどん引き込まれた。
ゆらりゆらりと、だけど、確実に衝撃的に、狂っていく。
ダークボガードの、あの独特な癖とか、雰囲気とかが強烈で、気づいたら引き込まれてる。
それにしても、この人から出てる独特で異様な、孤独感ってなんなのだろう。すごく引き付けられる。
ただ、この映画の色とか、カメラワークとかが、好きじゃなかった。
なんだか、陶器みたいな感じ。つるつるで、ひんやり冷たい。
もちろん、この映画にはそれがとてもあってるのだけれど。さわり心地が生々しくなくて。