真っ黒こげ太郎

血のバレンタインの真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

血のバレンタイン(1981年製作の映画)
3.0
バレンタインパーティで盛り上がる炭鉱の町、ハニガー。
皆が皆、パーティに沸き立ち盛り上がっていたが、一部の人々の顔は不安げだった。
実は20年前に起きた爆発事故で5人の炭鉱が地中深くに行き埋めになり、唯一皆の肉を食べ生き残ったハリー・ワーデンは精神病棟から退院した後、爆発事故の元凶となった炭鉱夫の心臓を抉り箱に入れ、「バレンタインを祝うな!」と警告を残し消えていたのだ。

そして20年経った現在、またしても箱詰めの心臓が届けられた!!!
そして謎の男がツルハシ片手に人々を血祭りに上げてゆく…!!


バレンタインで賑わう炭鉱町で謎の殺人鬼が殺戮を繰り広げるスラッシャーホラー。

お話はこの手の殺人鬼モノの王道そのもの!!!
若者達が浮かれまくる中で、殺人鬼がコッソリ殺しまくる系のお話。
コトに及ぼうとした男女が殺されるのもお約束!!!!

そんな作品だが、グロは思ったよりイマイチで、クライマックスの展開も正直盛り上がらないし、ミステリー展開もイマイチだった。

ただ、話自体は王道だし、ドラマ方面も間違ったことはしてないので観れないワケではない。
ラストの不穏な余韻も中々悪くない。


そんな本作が何故そこまで…と思っていたが、何でも本作は残酷描写がカットされてしまっているらしいのだ。
なんてこった…。
オマケに画像を観ると結構グロ多めじゃないか…クソったれ!!!
これは勿体ない!!!

まぁ、カット版もそれなりにはグロイシーンがあるので、見れないワケじゃないけど…。
あー!!!消化不良気味だ!!他のスプラッター映画を観ねば!!!w

兎に角どっかのメーカーは一刻も早く完全版のリリースをお願いします!!!
と言う訳で今回のレビューもアッサリカット気味でお送りいたしました。
(おいおいw)

本作はリメイク版も存在するが…どうなんだろ。