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白と黒のナイフのSYUのレビュー・感想・評価

白と黒のナイフ(1985年製作の映画)
4.0
2020/06/21
監督 リチャード・マーカンド
脚本 ジョー・エスターハス
グレン・クローズ
ジェフ・ブリッジス

【愛した男は殺人者なのか?】

妻を殺した疑いで起訴された男、彼を弁護することになった女弁護士、やがて禁断の関係になっていく二人と、明かされる衝撃の事件の真相を描くスリラー。

J・エスターハス脚本でもう一本。

「氷の微笑」同様、ラストに大ドンデン返しが、待ち受ける、初めて見た時は結構衝撃的に感じ、見てきたスリラー映画のなかでもずっと印象に残っている。

犯人なのか?やはり違うのか?でもやっぱ犯人かも、疑惑の容疑者を演じたJ・ブリッジスの怪しい演技が抜群に上手い。
疑いを捨てきれずも、彼に惹かれていく女弁護士G・クローズ、「危険な情事」同様、孤独で寂しい女性役を好演しています。

裁判の手に汗にぎる展開もさることながら、クライマックスの鳥肌たつような展開が秀逸、お気に入りの80年代スリラーの一本です。

「ジェダイの帰還」の監督なんですね、驚きました。

鑑賞日1986年頃  VHSにて
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